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病院の待合室に「世界の亀山モデル」が設置されるのはなぜ?そこに隠された意外なメッセージとは

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病院や歯医者さんでの待合室。不安な気持ちで診察を待っているなか、何気なく意識を向けていられるテレビの存在って大切ですよね。そんなに興味のない番組であっても、ついつい眺めてしまうものです。

しかし、そんな宙ぶらりんの時間に水を差してくるのが、画面の枠に貼られた「世界の亀山モデル」のステッカー。一度気を取られてしまったら最後、「亀山さんって誰だろう……」「『世界の』ってどういうことだろう……」「なんでステッカーを剥がさないんだろう……」などなど、次々と疑問が生じ、診察も上の空になってしまうかもしれません。

それが1回や2回ならまだいいのですが、残念なことに「世界の亀山モデル設置クリニック」は至るところに存在するため、世界の亀山モデルとの遭遇を避けるためには病院にかからないようにするほかありません。自身の体を完全にコントロールするのは困難をきわめるため、それよりは世界の亀山モデルへの対処法を見出す方が現実的でしょう。

そこでこの記事では、待合室に「世界の亀山モデルステッカー」を貼ったままのテレビが設置されていても動じないマインドを身につけてもらえるよう、世界の亀山モデルについてのさまざまな疑問を解消していきます。

亀山さんとは誰か

まず最初に、「亀山とはなんなのか」を明らかにしておかなくてはなりません。「世界の」という言葉を受けている点から、「世界のナベアツ」式の名前であると考えるのが常識的な判断でしょう。

そうすると、「世界の亀山」は、亀山という名字の人物のうち、何かしら世界レベルの技術などを有する方のことを指していると考えられます。しかし、亀山という人物で、それほど著名な方はすぐには思いつきません。

そうすると、人に知られない分野において顕著な業績を残している方なのかもしれません。テレビにステッカーが貼られるくらいですから、やはりテレビに関係する人物なのでしょう。テレビの製造に関わる人なのか、放送に関わる人なのか……メーカーとしてはテレビの製造技術をアピールしたいわけですから、テレビの製造において際立った技術を持っている人物と考えるのが妥当でしょう。

しかし、一体どんな技術なのでしょうか。やはり一般の人にアピールするからには、目につきやすいポイントに関する技術であるはずです。一目で違いがわかるポイントは、やはり「発色のよさ」でしょう。そうすると、亀山さんは、「テレビの発色を世界レベルでいい感じに調整する技術を持った人」ということになります。

実際のところ、「亀山」とはシャープの亀山工場を指しているわけですが、何が「世界の」と呼称しうる水準にあるのかはまったく定かではないため、この事実は無視しておけばいいでしょう。私たちの心のなかでは、もはや「亀山」は、「テレビの発色を世界レベルでいい感じに調整する技術を持った亀山さん」になっているのです。

「世界の」とは何か

次に気になるのは、「世界の」という言葉です。なんとなく、「世界に通用するほどすごい感じ」は伝わってきますが、実際にどれほどの水準であるのかが明確ではありません。

考えてみれば、私たちは一人ひとりが自分自身の世界を生きています。生きている以上、「世界の中に存在していない」という状態は想定しえないのであり、誰もが「世界の」を呼称しうるとも考えられます。

もちろん、職場や学校で孤独感に苛まれ、「自分など、世界に存在していないも同然だ」と考えることもあるかもしれません。しかしそのような孤独も、世界に存在するうえでの一つのあり方なのです。世界がなければ、孤独も存在しません。世界のなかに存在しているからこそ、私たちは孤独にもなるし、他者と理解しあうこともできるのです。

世界の亀山さんは、こういう大切なことを私たちに思い出させようとしているのかもしれませんね。

世界の亀山モデルステッカーはなぜ剥がされないのか

さて、察しのいい方であればもう、なぜ「世界の亀山モデルステッカー」が剥がされないのかという問題に対し、ある程度見通しがついているのではないでしょうか。

そう、世界の亀山さんの教えを、つねに意識の片隅に留めておくためです。孤独のなかにあっても、あなたは一人じゃない、あなたは世界のうちに確かに存在していると、あのステッカーは語りかけているのです。

こうして見ると、世界の亀山モデルステッカーを貼ったままのテレビが、多くの病院に設置されていることにも合点がいきます。診察を待ちながら、誰にも共有できない不安と戦っている人たちに、「一人じゃないよ」と勇気づけることが意図されているのです。それは亀山さんの教えであると同時に、病院側からの隠れたメッセージでもあるでしょう。

いかがでしたでしょうか?亀山さんの深い教えと、それに共鳴した病院側の優しい心遣いを感じられたのではないでしょうか。これから病院や歯医者の待合室で「世界の亀山モデル」のステッカーが貼られたテレビを目にしたときは、「一人じゃない」と前向きな気持ちを取り戻すことができると思います。苦しいこともある人生ですが、ともに頑張りましょう。

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