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「運動せずに痩せたい」を最終解決!ちびまる子ちゃんに学ぶ「友蔵ダイエット」とは?

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「楽して痩せたい」というワガママな気持ちを抱えているアナタへ。厳しい食事制限や、運動習慣を必要とするダイエット方法にウンザリしていませんか?

もちろん、この世に魔法は存在しませんから、痩せるためには「摂取カロリー」を「消費カロリー」以下に抑えることが必要になります。消費カロリーを増やすには体を動かさなければいけませんので、「楽して痩せる」にはおのずと、食事量を抑える方向で考えていかなければいけません。

しかし、脂肪や糖をはじめ、カロリーを抑えるうえで誘惑が多いのも事実です。短期間なら我慢できても、ふと気を抜いた拍子にハイカロリーなものを口にしてしまい、そこからなし崩し的にダイエットに失敗してしまう……そのような苦い経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

そこで有効なのが、ちびまる子ちゃんの登場人物、友蔵の言葉から学ぶダイエット方法です。この記事では、「運動せず楽して痩せたい」というニーズに応える「友蔵ダイエット」の概要と実践方法についてお伝えしていきます。

友蔵ダイエットとは

ある日、毎日の献立を充実させようと、まるちゃんは家族に「毎日何が食べたいか」を聞いて回ります。まるちゃんにリクエストを聞かれた友蔵は謙遜しつつ、「あんまり固くないものがいいのう」と答えますが、まるちゃんに「やわらかければなんでもいいの?」と聞かれます。それでも「なんでもいい」と答えるのですが、まるちゃんが「後悔しない?一生やわらかいだけでいいの?」と念押しすると、考えを改め、「やわらかくておいしいものがいい」と本心を開示するのです。

これを受け、まるちゃんは献立表に「やわらかい おいしい」と記入し、お母さんに提出するのですが、当然理解を示してくれず、ドライな反応をされてしまいます。ことの様子を窺っていた友蔵が陰から出てきて、絶望しながら「人生かたくてまずいもの?」とお母さんに訴えかけるのです。

そう、人生はかたくてまずいもの。ダイエットの本質も、この「かたくてまずいもの」にあるのです。

かたくてまずいものを食べるメリット

ダイエットにおいて、かたくてまずいものを食べるメリットは計り知れません。まず、かたいので何度も噛まなければならず、満腹中枢が刺激され、少量でもお腹がいっぱいになりやすくなります。さらに、そもそもまずいので、あまりたくさん食べようという気持ちにはならないでしょう。

加えて、「かたさ」と「まずさ」が織りなす相乗効果も見逃せません。まずいものを時間をかけて食べなければならないため、食事という行為そのものが嫌いになり、自然と食が細く、胃も小さくなっていくでしょう。

実際に、筆者はこの方法を実践しはじめた3年前から、185cm61kgというアンガールズ体型を維持しており、効果のほどは折り紙つきです。脂肪はもちろん、生活に必要な筋肉までそぎ落としたダイエットですが、これほどストイックな効果を運動なしで手に入れられるのですから、かたくてまずいものを食べるメリットは大きいといえるでしょう。

友蔵ダイエットにおすすめの食材

ひとくちに「かたくてまずいもの」といっても、該当する食材はさまざまです。ここでは、筆者のように必要な筋肉までそぎ落とすことがなるべくないよう、かたくてまずく、しかもそれなりに栄養がある食材を紹介していきます。

鶏胸肉(パサパサなものに限る)

まずはダイエットの象徴、鶏胸肉です。コンビニなどではサラダチキンなど、「やわらかい おいしい」鶏胸肉が販売されていますが、これでは食欲が増進されてしまうのでお勧めできません。友蔵ダイエットにおいては、鶏胸肉を執拗に加熱し、パサパサな状態で食すことが求められます。

鶏胸肉に下味など一切つけずに、器とラップに包んで電子レンジに放り込み、肉の細胞がことごとく破壊されるのを待ちましょう。パサパサに仕上がるほど、ダイエットの効果は上がります。無事パサパサにできたら、簡単に塩こしょうを振り、そのままかぶりついてください。食べやすくしてしまうと、まずくてもたくさん食べてしまうおそれがあるので、なるべく自分にとって食べにくいと思える形状を維持し、パサパサ感と味気なさを噛みしめながら、この世を呪うようにジワジワと食していきましょう。

火の通りきっていないニンジン

かたさと栄養素の高さを兼ね備えた食材としては、やはりニンジンが挙げられます。十分に加熱してしまうとやわらかくなってしまいますので、しっかりと歯に抵抗が残るくらいに火を通しましょう。

「生の方がかたいのでは?」と考える方もいらっしゃいますが、生だとフレッシュ感が出てしまい、最悪の場合おいしく食べることができてしまいます。まずくするためには、中途半端に火を通すことでフレッシュ感を消し去りつつ、芯を残してかたさを維持することが大切です。

加熱したのにかたいニンジンは、どのように味付けしても大抵まずいままなので、基本的に自由に味付けをするとよいでしょう。お勧めは「お酢」を主体とした味付けですが、これは本当にまずく、空腹時には胃への攻撃性も高いため、人生の「酸い」ばかりを噛みしめている上級者にしかお勧めできません。

キャベツの芯

栄養素の面ではニンジンに劣りますが、こと「まずさ」と「かたさ」において、キャベツの芯以上に優れている食材はなかなかありません。手に入りやすい点を鑑みても、友蔵ダイエットの主軸に据えるべき食材だといえるでしょう。

調理する際は、もちろん火を通しすぎてはいけません。ニンジンと同様、歯への抵抗感がしっかり残るよう加熱しましょう。ニンジンと一緒に加熱するのもお勧めです。ニンジンを食べても、キャベツの芯を食べてもかたくてまずいので、いっそう救いのない気持ちになり、ことによっては米津玄師さん以上の「どこにも行けなさ」に浸ることができるかもしれません。

ニンジンとは異なり、キャベツは固い部分だけを手に入れることはできないので、芯以外の部分をどう処理するかについても入念に検討しておきましょう。友蔵ダイエットの理念には反することになりますが、いっそ長時間茹でてしまい、げんなりするようなシナシナ感を実現するのも有効です。アクセントのない食感と間延びした味わいに、食事が楽しくなくなること請け合いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「人生かたくてまずいもの」という友蔵の言葉から、ダイエットの真理を見て取ることができたと思います。一旦この方法をはじめると、「かたくてまずい食材を発見する喜び」「食材をかたくまずく仕上げる楽しさ」といったメリットも享受できるかもしれません。

心を貧しくする食生活で、楽をしながらガリガリボディを手に入れましょう!

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